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教室での出来事、先生・生徒さんの面白話、中国語のワンポイントレッスンなどを気楽に綴っています。

台北龙山寺介绍 01

今回は、台湾に来たからにはぜひ訪れたい観光名所のひとつ、「龍山寺」をご紹介します。
ここは創建約270年の台北で最も歴史のあるお寺で、凝った装飾が施された建築物は一見の価値あり!そしてなにより、願い事をすればご利益があるとして、地元の人からも厚い信頼を受けています。拜拜の日(旧暦の1日と15日)やお正月は参拝者で境内が埋め尽くされ、身動きもとれないほどの盛況ぶりです。
さあ、あなたも願い事を胸に秘めて、“台北最強”のパワースポット龍山寺に行ってみましょう~!
龍山寺は清時代の乾隆3年(1738年)、大陸福建省泉州から渡ってきた漢民族の移民たちによって創建され、福建普江安海龍山寺の分霊を迎え入れました。
その背景には、漢民族が台湾北部へ移民してきた当時、あまりにその土地の環境が悪く、「三在六亡一回頭」(移民してきた10人のうち3人が残り、6人が死亡、そして1人は帰国)の状態だったことがあるようです。龍山寺には、移民たちの「神様に保護していただけるように」という切実な想いが込められているのです。
正面の門を入ったら、まず右手にある入り口へ向かいましょう。このお寺は入り口と出口が決まっていて、右手の入り口「龍門」から境内に入って参拝。その後、左手の出口「虎門」から帰る、という流れが決まっています。間違わないように、地元の人の流れに付いていきましょう!
境内の総面積約は1800坪で、御本尊を祀った本殿を中心にして、周囲に前殿、東側の鐘楼、後殿、西側の鼓楼が配置されています。それらは渡り廊下で繋がっていて、上から見ると「回」の字の形をした構造になっているのが特徴です。
建物はこれまで災害や戦争の影響を受けて、何度も改修工事が行われています。なかでも、1919年の大改修工事の際に取り入れた『中国宮殿式廟宇建築』は必見!随所に目を見張るような細工が施されています。
本殿前方の左右に配された一対の「銅雕龍柱」。
1920年代の作品で、台湾では石製の柱が一般的ですが、台湾唯一の銅製の龍柱だそうです。立体感溢れる龍が見事に表現されています。
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  1. 2016/08/26(金) 18:06:50|
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