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教室での出来事、先生・生徒さんの面白話、中国語のワンポイントレッスンなどを気楽に綴っています。

台北龙山寺介绍 02

本殿の天井を見上げて見てください。中殿藻井は、龍が螺旋を描いて天に昇っていく様が精緻に表現してあり、まさに圧巻!仏教の「人生輪廻」を意味しているそうです。そして八角形の三川藻井は細工が幾層にも重なり合って広がり、美しく広がる蜘蛛の巣のようです。
とても芸術性の高~い建築物で、このほかにも見所いっぱいです。国家古蹟にも指定されていますので、建物にも注目してみてくださいね。
こちら龍寺山の御本尊は、本殿の正面にいらっしゃる聖観世音菩薩(観音様)。第二次世界大戦終戦間近の民国34年(1945年)、アメリカ軍の空襲によって石柱までも全壊するという惨事に見舞われましたが、この木造の観音様だけはその被害を逃れ、無傷でいらっしゃいました。そのため、地元の人は観音様の膝元は安全だと信じ、空襲がある度に観音様のそばに駆けつけて避難したそうです。
激しい空襲のなかでも避難者に負傷者はなく、そのご利益から地元の人に今でも厚く信仰されています。本殿には観音様のほかに、文殊菩薩、普賢菩薩、十八羅漢、韋馱護法、文殊菩薩が祀られています。
本殿に祀られているのはすべで仏教の神様で、一方の後殿には主に道教の神様が祀られています。こちらは学問や商売、子宝、恋愛などそれぞれの分野によって分かれています。
祀られている神様は、
文昌帝君、大魁星君、紫陽夫子、馬爺、天上聖母、太陽星君、太陰星君、註生娘娘、池頭夫人、十二婆者、水仙尊王、城隍爺、龍爺、福德正神、關聖帝君、三官大帝、華陀仙師、地藏王菩薩、月老神君
ものすごい数の神様です。
このなかから、地元の人から特に厚い信仰を寄せられている神様をピックアップしてご紹介します。
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  1. 2016/08/26(金) 18:07:47|
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